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2007/05/15

2007/05/15 ライブレポート@秋葉原PAGODA

文体を変えてから初めてのライブレポートだが、実に書きにくい。褒め言葉以外の事を少しでも書こうものなら、上から見下ろすような目線で傲慢で偉そうな印象を与えてしまうので、軽めの文章というものの存在価値はあるのだと思う。


さて今日のライブは秋葉原のLive spot PAGODA。「秋葉風新亜個姿勢其の百伍拾六」ということで、アコースティックライブだが、今日の出演者は全員過去に見たことある人ばかりで、前回の印象との違いも楽しみである。

というわけで、今回の出演は
・QUERVOさん←ウェブページ見つからず
Be-Bさん
スズキエリさん
YUMEさん

最初の出演は、QUERVOさん
ギターの弾き語りで、力強いボーカルとストレートな歌詞が良い。新曲も2曲持ってきていて曲作りにも精力的である様子。
 
 
2番手はBe-Bさん
以前観た時はユニットで出ていたけれど、今回は1人でギターの弾き語り。ハードロックの影響を受けたという彼女の声は、ハスキーでロックしていてカッコいい。けれど『2匹の猫が星空の下の屋根の上で』は過去にアイドルらしきものをしていた経歴を彷彿とさせる可愛らしい声で歌う、そのギャップは感動的ですらあるし、幅広いボイスは間違いなく彼女の魅力の1つなのだと思う。

また、ギターの弾き語りで演るハードロックのカバーも個性的で面白い。
 
 
3番目はスズキエリさん
ギターの弾き語り。前回見た時は、正直言ってさほど印象に残るものではなかっが、今回はとても良い演奏だった。

ギターのカッティングやミュートがきっちりとカッコよく決まっているし、よく伸びてストレートな感じの声も、前向きで応援歌的な要素の多いスズキエリさんの歌詞にも合っていると思う。

1曲目のイントロがギターの伴奏のないアカペラで始まったが、この瞬間から、ぐっと惹きつけられる魅力があった。
 
 
ラストはYUMEさん
ピアノ弾き語りで、サポートギターのフジとのユニット。この形態の演奏を聴くのは前回のライブに続き二度目。

セットリストは
・ハムスター
・遠い星
・なくし者賛歌
・キミの空
・キズナ
・Sound of me

「ハムスター」は、ギターなしのピアノの弾き語りで演奏。他の曲は、バンド形式とピアノ弾き語りの中間を目指す形でアレンジが行われているようだが、この曲に関しては違いが大きすぎて中間点を見出せないのか、あるいはピアノ伴奏によるアレンジがある意味完成形であるがゆえにそれを崩したくなかったのかは定かではないが、いずれにしてもギターを絡めづらかったということなのだろう。ピアノ伴奏の「ハムスター」は好きな曲のひとつなので、ギターを加えたアンサンブルを聴いてみたいと思う反面、変えて欲しくないという気持ちもある。

「遠い星」はピアノのフレーズにかなり手を入れてあり、素晴らしい演奏だった。主題が壮大な曲だけに、前回聴いた時はもうちょっとピアノのフレーズにダイナミックさがあってもいいのかもしれないと思っていたが、弾き語りの性格上歌いながらピアノのクオリティを上げる難しさも理解はしていた。しかし、今回は思っていた以上の出来に変貌していたことはサプライズである。

「なくし者賛歌」は、もともと映画音楽用に作曲されたピアノのインスト曲であるが、曲の後半からフジのギターが絡み、新鮮なアレンジになっていた。弾き語りのライブでインストの曲が積極的に演奏されることは稀で、他の観衆がどう思っているかは知らないが個人的には面白いと感じている。
この曲はシンプルでしっかりした構成なので、いかようにもアレンジできる可能性を持っていると思う。チェロとピアノのソナタ形式でアレンジしたい気もするが、そのような実力はないので妄想だけに留めておくことにする。

「キミの空」は、バンドサウンドではアップテンポでノリの良い曲調であるが、今日のアレンジはアコースティックのピアノ弾き語りとバンドサウンドの中間点を目指した典型と言えるだろう。ギターのカッティングにバンド形式のノリの良さの片鱗を見せつつ、YUMEさんのピアノ弾き語りに見られる「かわいらしさ」もしっかりと残っている。

「キズナ」は、ピアノのみの弾き語り。この曲はCDでもピアノ弾き語り形式であり、アコースティックライブとのアレンジの差はほとんどなく、1つの完成形となっている。それだけにギターを加えてのアレンジは難しいのかもしれない。

「Sound of me」は、再びギターを加えての弾き語り。これも中間点を目指したアレンジとなっており、聴きながら頭の中ではずっとベース音が聴こえていた。
 
 
今日はYUMEさんの誕生日前夜ということで、ライブ終了直後にライブハウスの店長からケーキとワインがプレゼントされて、会場にいる一同でお祝いをする。ここのライブハウスは、こうしたアットホームな雰囲気も魅力のひとつだと思う。

余談だが、誕生日に歌う定番の歌「Happy birthday to you」は、未だに著作権が切れておらず、ちゃんとしたステージで歌う時は管理団体が徴収に来るかもしれない、とのこと。かなり有名な話らしいが、事情はちょっと複雑かつ興味深い。ネット上にある情報は交錯しているようにも見受けられるので、精査して気が向いたら後日ここに書くかもしれない。

<2008/01/09 追記>
気が向いたのでちょっと書いてみる。情報のソースがネット(Wikipedia他)なので、真偽の程は不明だが、日本での著作権は、歌詞については1999年5月22日まで、メロディについては2007年5月22日まで著作権が存続。したがって現在では大手を振って歌ってもいいことになった、らしい。
但し、アメリカでは今もなおタイム・ワーナー社が著作権を保持しており、著作権切れとなるのは2030年の予定。他の国は、各国の法律が定める期間の保護を受けることになるため、国によって事情が異なるようだ。
<2008/01/09 追記ここまで> 
 

ところで冒頭にも書いたがライブレポートに堅い文章だと自分で読み返してみても評論家的で威圧的な感じが否めない。やはりこの手の文章には「ライブに行ってきたお♪」的な軽薄さも必要か?
気が向いたら書き直すかもしれない。

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