2017/07/05

加熱式タバコを買わない理由

世間では禁煙の流れになっていて、昨今ではタバコがまるで危険ドラッグ並みのヤバいブツであるかのような勢いでその害が喧伝されています。

とはいうものの公式的には実年齢マイナス20年間タバコを吸っている身としては、いまさら止めるってのもなぁ、な感じもあるわけです。

勿論、タバコの煙を吸い込めばそれなりに体に害があることくらい承知してるんだけど、ここ数年のヒステリックな嫌煙運動を見るにつけ、何か裏がありそうなんて勘ぐったり、意地になって止めるもんかと思ったりもするわけで(汗)


ちょっと前のエントリーで、かつて使われていた歯科材料に水銀が含まれてて危険!なんてことを言ってお金儲けしようとする歯医者さんのことを書いたんですが、恐怖心を煽ってどっかの方向に誘導しようとする行為には、概ね詐欺的な香りがそこはかとなくする物なので・・・タバコの場合どんな香りなのかは敢えて書かないですけど、世の中に健康に有害な物質なんて山のようにある現状で「なんでタバコだけ?」という疑問はその香りを嗅ぎ分ける糸口になる、かもしれません。


閑話休題、タバコが癌の原因になる、というのは一定のレベルで間違ってはいないのだろうと思います。

個人的には「癌の原因になる」というより「癌発生のトリガーに成りうる」が正解と思ってますが、細かい事はともかくざっくり言えば「健康に何らかの影響がありますよ」ということに関して否定する喫煙者もいないでしょう。

それで、レストランだとか公共の場が禁煙になるという昨今の風潮にも一定の理解はしています。そんなわけで、最近は加熱式タバコと称されるものが喫煙者の間で流行している、というのもうなずけます。


ですが、ぶっちゃけ個人的にはあれを買いたいとは思えない。

だって、あれ買っても喫煙所に行かないと吸えないんですよ?

だったら普通のタバコでいいんじゃない?


そもそも現状の分煙だの完全禁煙だの規制の議論は、タバコの煙の有害性による健康被害や、臭いからくる不快感から非喫煙者を守るためだったはずです。

加熱式タバコはタールや一酸化炭素などの有害な物質や臭い等の発生を極力抑える目的で作られている、と言われているにもかかわらず「加熱式タバコでもタバコはタバコだから喫煙所で。」なんて言われて喫煙所に追いやられるわけです。

うちの会社でも営業に出る人なんかは服に匂いが付くから、という理由で加熱式タバコに変えた人もいますが、煙の充満している喫煙所に入ったら元も子もないじゃないですか。


個人的には何処でも吸えるようにすればいいじゃんと思ってるんですが、メーカーが有害物質の90%をカット等と宣伝している一方で、世の中には「直接的に“がんの原因”となる化学物質がタバコよりも多い」などの研究結果も存在するらしいので話はややこしいです。


そいえば、軽いタバコには味をつけるために多量の添加物が入っていて、きついタバコよりも発がん性が高い、なんていう都市伝説?もあったし、もしかしたら加熱式タバコにも普通のタバコにはないヤバいブツが入っている可能性もあるかもですね。
真偽のほどは不明ですけど。


何処でも吸えるわけじゃない

健康に良いとも限らない

決して安いもんじゃない


という三重苦を抱えてわざわざタバコからタバコっぽい何かにお金と時間をかけて移行する行動はまさに理不尽ってもんじゃないですか?


まぁ、市販されてる加熱式タバコを全部買ってブログネタとして比較してみる、とかは好奇心が満たされそうなのでアリっちゃアリと思うし、そのうち気が変わったり環境が変わったら買うかもしれないですけど、今の時点では、ないなぁ。

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2017/04/11

口の中に有害な水銀が・・・!?

久々の更新ですが(汗)
 
歯医者とは縁のない生活をしてましたが、年齢的に歯周病とかいろいろありそう・・・
てなわけで昨年から何十年ぶりかの歯医者に通ってます。
案の定、若干の歯周病があり、数回にわけて治療を受けてきましたが、その間に「過去の虫歯治療にアマルガムが詰められてるけど水銀が含まれてるから除去して新しい詰め物に変えた方がいいよ?」と言われました。
 
水銀?マジか!と思っていろいろ調べたので、その結果など。
「歯の詰め物を除去しましょう」なんて、歯医者さんに急に言われてどうしていいのか判らない方の参考になれば幸いです!!
 
注意:歯科関連について素人な人が書いています。ここには個人的な判断なども書かれているので全てを鵜呑みにせずに、ご自分でも調べてみて下さいねー
 
 
 
まずはわかりやすいので日本歯科医師会の「歯科用アマルガムの使用に関する見解について」より
 
《引用ここから》
「歯科用アマルガムは、これまで理工学的性質等に優れた修復材料と考えられており、口腔内に填塞されたアマルガム修復物は安定していることから、う蝕(虫歯)の再発などが確認されない限り、原則として除去すべきではない」
《引用ここまで》
 
日本歯科保存学会でも同様の見解(*1 ですし、アメリカ歯科医師会でもアマルガムは安全との見解(*2 で、ようするに問題がなければ「除去すべきではない」ということのようです。
 
「問題がなければ」の問題とは、虫歯の再発以外にも金属アレルギーなどもあるようで、その他、審美的に白い歯にしたいなどの理由でアマルガム除去の必要性やメリットがあることは理解できます。
 
反面、除去の際に健康な歯質も削られる可能性(ひいては歯が割れるなど)や、かみ合わせが変わる可能性など、今より悪い状況になるリスクもありそうなので、個人的には現在問題ないなら「除去すべきではない」というのは合理的だなと思いました。
まぁ、金属アレルギーは気になるのでそのうちチェックしてみたい気もするけどね。
 
このへん、メリットとデメリット(あるいはリスクとベネフィット)のバランスをどう考えるかは個人的な価値観もあるので、医者に勧められるままに治療!とかじゃなくて、よく考えて自分に合った治療を自分で選択できるといいんですけどね。
 
 
そんなわけで、今の歯科医には「除去の時に歯も少し削られちゃうんじゃないんですか?それはちょっと・・・」とか、がっつり調べたことは黙って、のらりくらりとかわしながら、しれっと通院してます。
「調べたんですけど?」とか言うと、間違いなく「この患者うぜー」とか思われるので(汗)
 
 
 
調べてて気になったのは、アマルガムには50%の水銀が含まれてるとか書いてある歯科医のサイトが散見されるんですけど、この50%っていう数値の出どころは何処なんですかね?
 ↑出所がわかる人がいたら教えてください
 
歯科アマルガム用合金のJIS規格(JIS T6109)には水銀の含有比率は3%以下と規定されているので、50%も含まれているはずはないです。
 
「アマルガムには50%の水銀が含まれている」なんてことを書いている歯科医は、恐怖心を煽って儲けようとしている悪徳医師か、歯科材料のことをよく知らない無学な医師のいずれかなんじゃないかと個人的には疑ってます・・・まぁ、出所がわからないので断定はしませんけどね。
 
 
 
ちなみに、アマルガムの水銀は危険!とか書いてるサイトで、エビデンスとなる論文を提示しているところは見当たらなかったです。
また、歯科材料の水銀によりどんな健康被害がどれくらいの頻度で出ているのか、具体的な数値を出して検討してる論文も探したけど見つからなかったです。
興味があるのでアマルガム由来の水銀の害について書かれたこの手の論文があれば教えて下さい(英文でもOKです!)。
 
 
 
まぁ、公平に言えば、口の中に金属なんてない方が良いのだろうし、その金属が原因で金属アレルギーになったり健康被害を受けるリスクについては否定しないけど、恐怖心を煽ってお金儲けしようとする風潮ってどうよ?とも思ってます。
 
 
 
*1 歯科用アマルガム(に含まれる水銀)に関するQ&A集: 特定非営利活動法人日本歯科保存学会
*2 Statement on Dental Amalgam: American Dental Association

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