今日は何故か春日の駅まで歩くことになって、ちょっうど昼時だし、「あの店」でラーメンでも食べて行くか、ということで、今日のお昼はどさん子大将のみそラーメン700円。

ラーメンの話の前に、なぜ「あの店」なのか、なんだけど、この店、実は前から知ってたけど、今まで怖くて入れなかったり。会社の同僚や先輩に訊いても、確たる理由も語らず「あの店はねぇ・・」と言って、昼飯時でも誰も入ろうとしない。少なくとも過去10年間、この店に入ったという人と会った事がない。確かに外観はボロボロで、やる気なしオーラが限りなく放出されている。そんなわけで、いつ通りかかっても、お客はいない。
ちょっと前、ラーメンにハマってるのを知ってる同僚と本郷のラーメン屋の話が出た時に「もう全部の店制覇したんでしょ?」とか訊かれた事があって、その時に「いや、あの店だけ行ったことがなくて・・・」と答えて以来「あの店」は、最大のペンディング事項となり、行く機会をじっと待ち続けてきたり。
今日、店に着いた時間はお昼の12:10頃。他の店はサラリーマンやOLでごった返している時間だけど、この店ときたら、近所のおばさん風のお客が一人いるだけで・・・びびりました。出来ることなら先送りにして別の店でラーメン食べたい衝動にかられたけど、会社を出る時に先の同僚に「あの店で喰ってから行くよ!!」と高らかに宣言してしまったので・・・。いや、こんなに入りにくいラーメン屋も珍しい(笑)
肝心のラーメンはびっくりするほど普通でした。写真にはないけど、何故か小さな冷やっこがついてました。別に美味いわけでもないけど、不味いわけでもない。しいて言えばスープがちょっと辛め、かな?という感じ。最近はダシにこだわりを持って、健康にいいものにしたり、みたいな姿勢がトレンドのような気もするけど、そんなの関係なし、な味がかえって懐かしいような。
いや、懐かしい感じがしたのはラーメンの味よりもむしろ店内の雰囲気かも。最近のお洒落なラーメン屋の雰囲気など微塵もなく、むしろ、外観から受ける印象を裏切らない少し小汚い感じは、なんというか「昔のラーメン屋ってこんなだったよな?」的でもあったり。昼の時間にもかかわらず客のいない店内には、止まったようにゆったりと流れる時間があったり。まるでここだけ昭和の時代に取り残されているような不思議な感覚の中でラーメンを頂きました。
考えてみれば、本郷にはかつて文豪が多く住んでいたり、とかで、そんな旧跡を求めて散策する人も多いんだけど、そんな「昔っぽい」感じに浸りたいなら、新しいお洒落な店に行くよりも、こういう店の方がいいのかもしれないなぁ、と思ったり。ちなみに場所は真砂坂上のバス停の前です。いや、万人にはお勧め出来ませぬゆえ、行く時は自己責任で(笑)